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2006年3月13日 (月)

アヤシイ日々

最近は谷崎潤一郎を続けて読んでいる。エッセイ集「月と狂言師」を端緒として、短編集「金色の死」、「痴人の愛」、「猫と庄造と二人の女」、そして今日「卍」を読了。この作家はなぜか今までほとんど読んでなかったのだけど、どれもこれもかなりアブナイなぁ。「卍」の人物たちは、夫婦も恋人も主従も、結局はどんな関係においてもお互いの信頼を築けない。狂愛とその裏返しに、殺伐とした空気が漂う。実に今日的テーマと言えるかも知れない。

ぜひお薦めしたいのは、「猫と庄造と二人の女」。流れるようなリズムのある文体。朗読したら楽しいだろう。そして、実に生き生きと描かれていて、ことにリリーは猫そのもの、気ままに動いているのが眼前に見える。

また最近は、スクリャービンを続けて聴いている。CDは、交響曲第4番「法悦の詩」は前からあったゲルギエフの他に、「プロメテウス」はナクソス盤の他に、それぞれムーティとブーレーズが加わった。ブーレーズによる「法悦の詩」は、ドビュッシーかと錯覚してしまうような美しい響きに束ねられる瞬間がある。ゲルギエフ盤の、シンバルが脳髄に荒波みたいに滲みてくるような魔力とはまた違って聴こえる。これだから、つい別の演奏でも聴いてみたくなってしまうのだ。

谷崎を読み、スクリャービン聴き続ける・・・。ある学生くんたちは、私に「チョイワルおやじ」になってくださいなどと言ってからかうが、少なくとも精神生活面では、実はチョイワルどころかかなりなモノなのだ。しかし、そんなことは秘してこそ花というもの。

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コメント

早速、購入してみました。「猫と~」。
未読なので楽しみです。「卍」は、映画化された作品を観てしまって、
いいの・・これ?TVで(深夜だったけど)・・的な。衝撃でした。
それ以来、原作に手を出せずにおりました。

チャレンジしてみます!

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