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2006年11月22日 (水)

teaさんとトンガのこと

11月4日の記事「15秒CM(続き)」の最後のコメントにも書いてありますが、大洋州の島国トンガは大変なことになっています。なぜ、トンガのことを書くかといえば、卒業生のteaさん(か☆えさん)がJICAの派遣で長期滞在しているからです。

9月に国王が亡くなられ、日本の皇太子が葬儀に参列されたことは日本でも報じられました。ところが国王の死去で政治的バランスが変わってしまったのでしょうか、11月16日、暴動が起こりました。外務省のホームページから拾ってみます。

「トンガでは、近年、王制及び政府に対する反発が強く、民主化の早期実現を要求するデモ(街を練り歩きながら、時には合唱したりもする平和的なもの)が連日のように行われていましたが、11月16日、議会で民主化推進のための諸措置が採択されないことに反発した民衆の一部が暴徒化し、官公庁、政府系スーパーマーケット、政府系ホテルなどを襲撃し、停車中の政府関係車両を転覆させ、建物に放火しました。同日夜には、中国系商店が襲撃・放火される(中国人は多くの商店を経営するなどしてトンガの経済に大きな影響力を有しており、一般にトンガ人の中国人に対する感情は良くないとの背景があります)状況となり、夜間外出禁止令が発出されました。」

teaさんからの一報がmixi に書き込まれたのも、この日のうちでした。日本ではまだ報道されていませんでしたから、とても驚きました。再び外務省ホームページから。

「16日の暴動も深夜に入って、ようやく軍・警察合同の治安維持部隊が編成され、市街地中心部にかけて道路閉鎖等を行うなど同地区における暴徒の鎮圧が開始されました。ただし、市の中心部を外れた地域には未だに暴徒等が徒党を組んで徘徊し、特に中国人経営の商店などに対する襲撃等を行いました。事態を重く見たトンガ政府は、17日午後、非常事態権限法(EMERGENCY POWERS ACT)を発出し、国家が緊急事態にある旨を国内外に伝えました。この法律は原則30日間の期限付きで、非常事態下における措置として、治安回復のために軍・警察合同の治安部隊に逮捕状なしに市民を拘束できる権限の付与や集会禁止、移動の制限等を規定しており、トンガに滞在する際は多くの制約を受けるものとなっています。右非常事態権限法は具体的には、国軍及び警察に一定の権限を与え、特定の地域・道路等の立入制限、5人以上の集会の禁止や令状無くしての逮捕(48時間以内の拘束)、特定時間帯の外出禁止等の条項を有しています。」

翌日のteaさんの書き込み。「今回の暴動で6人の死者が確認されているとのこと(全焼した建物から発見されたため、身元の確認ができていない)。」「政府はオーストラリアの軍隊に応援を要請している」。そして、「街の中はすべて破壊されているので、武装した軍により進入を禁止されているようです。友達の中国人によると、トンガ滞在の中国人700人ほど、明日の朝に緊急帰国するそうです。」

さらに20日には、「空港も街も武装したトンガ、ニュージーランド、オーストラリアの軍がたくさんいる」「中国大使館を通して避難する中国人10名ほどが、四方八方軍に囲まれ警護されながら、裏口から空港に入ったそうです。」と書いています。

ライフラインについては、21日現在「ネットは大丈夫、水道や固定電話も元通り、携帯がつながりにくいです。一番大きなガスステーションはたぶんまだclosed」とのこと。そんな状況なのに、ネットの書き込みでやり取りができるのは、teaさんにとっても私たちにとっても不幸中の幸いだと思います。

事態は少しは沈静化しているのでしょうか。teaさんは自宅待機中。狙われやすいという中国人と私たち日本人が絶対に間違われないかと言えば、そんなことは言い切れません。だから、自宅待機もしくは少数の信頼できるトンガ人と一緒にいることを余儀なくされているのです(5人以上の集会は禁止されている)。

今日(22日)のteaさんの書き込みは、哀切なものです。

「暴動直後一時ストップしていたMatangi Tongaが復活しました。ここにもトンガの街の様子が載っています。
http://www.matangitonga.to/article/photonews/restricted_zone201106.shtml
トンガで一番充実したスーパーマーケットMolisiも、いつも野菜を買っていたTalamahu Marketも、生活雑貨屋Narottamも、文房具や葉書きの揃ったFriendly Island Bookshopも、週に1、2度映画を見ていたStar cinemaも、全部なくなりました。今は時間が経って冷静に受け止められるようになりました。悲しみを通り越した後には、暴動を起こした若い男たちに対する不信感が募ります。 」

teaさんがトンガという珍しいところにいるから、このブログでもteaさんのこと、またトンガでの暮らしのことなどを紹介したいと思っていましたが、どのように紹介しようかと考えているうちに、機会を失っていました。それが、こんなかたちで記事にすることになるとは、本当に残念です。怖ろしく悲しい思いをしていることは、察するに余りあります。teaさんが無事にこの災難を乗り越えられるよう応援することしか、私たちにはできません。一日も早く元通りの平和な島に戻ることを祈るばかりです。

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コメント

きっきー先生、ありがとうございます。今日で暴動からちょうど一週間です。世界一安全だと思っていたトンガがこういうことになるなんて、今でも信じられません。そばで支えてくれるトンガ人や日本で応援してくれる皆さんに、本当に感謝しています。だいぶ落ち着いてきた感がありますが、外国人の私はまだまだ怖くて一人歩きができません。一日も早く復興して、以前のように街で買い物をして、映画を見て、カフェでのんびり過ごす生活を送れることを期待しています。

teaさん、コメントありがとう。こうしてネットが繋がっていて無事が確認できるのは、とても嬉しいことです。まだまだ一人歩きはしない方が良いです。残念ですが、復興にはだいぶ時間がかかるでしょう。でも、平和な日々が一日でも早く戻ってくることを願わずにはいられません。

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