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2007年11月

2007年11月20日 (火)

父のこと~夢の国の住人

週末、約二週間ぶりくらいに、父を見舞う。

父は、驚異的な(?)体力、免疫力で、どうやら肺炎を乗りきったようだ。二週間前、大きな音を立てていた酸素吸入器は小さなものに代えられ、音もしない。咳もしなくなったし、痰がからんで辛そうなこともなくなった。時折熱を出したりするのが気がかりだが、病室は、概ねとても静かになった。

それにしても、よく眠る。見舞いに行っても、寝顔を眺めているだけのこともある。

一体何を考えているのか、時折何か気がかりらしいことを口にする。

「・・・しておいてくれんかね。」「うん、わかった。心配しないでいいよ。」

が、何が気がかりなのか、私たちにはまったくわからない。もはやほとんどの時間を、夢の国の住人として過ごしているらしい。

名古屋駅には、もうクリスマスのイルミネーションが輝いていた。

Photo

2007年11月17日 (土)

火曜日の昼ご飯

火曜日の午前中に移動するときは、東京駅でお弁当を買って新幹線に乗り込むことが多い。

少し前、東京駅のコンコースに、各地の駅弁を売っているお店ができたので、何か珍しくて美味しそうなものはないかなと覗いてみる。

お弁当「銀河鉄道の夜」。大胆不敵なネーミングだなぁ・・・。

1ジョバンニ「どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んでいこう。」

カンパネルラ「ああきっと行くよ。」

・・・と包装紙に書いてある。いいけど、どうしてこの部分?

炊き込みご飯に、半分はいくら、半分は鮭のフレークがかかっていて、ホタテやエビなどが乗っている。いくらが星座、鮭フレークが銀河だとでも言う?

2 あ、つまりこれは「はらこ飯」なのだな・・・と、食べ始めてから気がつきました。いくらの醤油漬けと鮭の身をほぐしたものを、炊き込みご飯または白飯に乗せて食べる。駅弁の「はらこ飯」は、仙台駅の定番です。たしかに、東北を代表するご飯のひとつではありますね。でも、それと「銀河鉄道」はどう関係が・・・?

ところで、「はらこ飯」って、宮城や岩手以外にもあるのかなぁ・・・。

2007年11月10日 (土)

こどもたちへ メッセージ2007

Photo作曲家協議会主催、カワイ出版とタイアップ企画の「こどもたちへ」。

毎年、作曲家協議会の会員が子ども用のピアノ小品を書き、曲集として出版し、自作自演のコンサートを催す。もう23回目、今年は37名の作曲家が参加。あと2回くらいで、総計1,000曲になるという。

今年もお話をいただいたので、「ドミレソ」というタイトルの曲を書いた。「ドミレソ」というフレーズが、2小節(後には1小節になったりもする)ごとに繰り返される。パッサカリアとかシャコンヌとか、そんな大それたものではないけれど、そういう仕掛け。

去年は連弾で「ミミファラ」というタイトルの曲を書いた。曲の冒頭の音をそのままタイトルにしてしまうというのは、知る人ぞ知る北村大沢楽隊のやり方を真似たもの。この方法が良いのは、ヘンテコな嘘臭いタイトルを考えなくて済むことだ。子ども向けだからといって、子ども騙しのようなタイトルは付けたくない。

自作自演というのが厄介で、ピアノが上手い作曲家の方々は良いけれど、私のように、ピアノを弾くっていうだけで珍しがられるような手合いにとっては、大変ユウウツである。でも、紀尾井ホールの舞台に立ってみると、少しだけ楽しかったりもする。11月10日にあった今年の演奏会では、ちょっと間違えてしまったけれど、人にはあまりわからなかったみたい。所詮実力がないのだから、まぁこんなものだ。

Photo_3 今年出版された楽譜は2冊。私のは「その1」に入っているが、「その2」には、羽田健太郎さんの遺作が収められている。「ゆびずもう」というタイトルのその作品を、演奏会では寺嶋陸也さんが初演した。ムードに流れることなく、鍵盤上での指の遊びを展開した良い曲だ。それまでの羽田作品とずいぶん趣が異なっている感じがする。

左下のリストからも、この楽譜の情報を見ることができます。

2007年11月 9日 (金)

秋も深まり

「せんせ、実習校に御礼の手紙書くんですが、時候の挨拶って何て書けばいいですか」

「えっと・・・『秋も深まり、こんにちは』でどうだい。」

アドバイスにも何にもなってやしない。でも、親しくお世話になった先生たちに出す御礼状ならば、手紙の書き方事典に載っているような紋切り型の文言でなくても、書きたいと思うイントロで始めれば良いのではないかな。それとも、どこかから写してきたような時候の挨拶でなければ、礼をわきまえない奴だと思われたりするかしら。

01 02 ふと気がつくと、青葉山は本当に秋が深まり・・・というより、ほとんど冬に近い景色になっています。

03 04

教材開発や小学校免許のための授業で植えられた花々がきれいに咲いています。

ところで、秋とは関係ありませんが、今日新宿から乗った電車で、前に立っていた女子高校生さんが、ずっとルービックキューブをやっていました。最近、また流行っているのだそうですね。

ものすごく慣れた手つき。すばやく回しながら、時々止まって考え、またすばやく回していく。

始めてから5分くらいして6面の色が揃った、わぁすごい!・・・と思う間もなく、一瞬おいてまたバラバラにして・・・。

結局、私が電車から下りるまで20分くらいの間に、彼女は6面を4回(!)揃えました。面白いから、ずっとその手元を見ていました。

凝っている人にとっては、それほどのことではないのかも知れないけど、私にはその高校生さんがすごい天才に思えます。

2007年11月 5日 (月)

音を感じる 音で対話する

11月1日の記事にも書きましたが、2日間にわたって行なわれた「五感アートラボ」プロジェクトBは、無事終了しました。

まず初めに、浅野先生の指導によって簡単な音具を作りました。竹を切って作る笛など。みんな慣れない手つきで鋸を使ったりしましたが、とてもいい音のする笛を作った人もいました。

1日目の午後は、溝入さんのミニ・レクチャー・コンサート。コントラバス弾き語り実演などを聴かせてもらいました。

その後は、「音を感じる 音で対話する」エチュードをいくつか。

00 2日目は、まず里見先生による「音を感じる」ための身体のチューニング。身体が硬く縮こまっているのは、音を聴くのにも出すのにも支障がある・・・。方法は違いますが、こんにゃく体操を思い出します。

白い紙に線と点を描き、それを音にしていくのは、前日のエチュードとも繋がる内容になりました。

午後は、「音を感じる 音で対話する」エチュード。主にはっきりしたリズムのあるものを中心に。ちょうどその時間に見学に来られたN先生は、「研ぎ澄まされた音環境がとてもよい雰囲気」だったと後でメールをくださいました。

最後の時間は、詩劇の一場面を想定した、詩と音のアンサンブル。1時間くらいの間に約10分程度の場面を一応まとめました。芝居をしなくても、大した楽器がなくても、楽譜が読める人でなくても、それはそれでちょっと面白いアンサンブルを、音楽的であり演劇的でもある表現、ジャンルを超えた作品を作れる可能性があるのだと実証できたかなと思います。もちろん、参加者がみんな積極的だったことに大いに助けてもらいましたけれど。

今回は、私がほとんど「演出」してしまいましたが、時間をかけて、みんなでアイデアを出し合いながら作っていけばもっと面白くなるだろうし、照明をプランニングすれば、人前に出せる作品になるでしょう。

残念だったのは、本当は一番触れてほしかった学生くんたちの参加が多くなかったことです。既成の作品をよりよく演奏する素地を作るのにも、役立つ活動だろうと思うのですけどね。

01 10-BOXは、公共交通機関ではちょっと行きにくい場所だけれど、集中してワークショップに取り組むことができるとても良い環境でした。

2007年11月 1日 (木)

五感アートラボ

宮教大サテライトスタジオとして、「五感アートラボ」と称するワークショップをやります。

実は、別のプロジェクトはすでに始まっているのですが、この週末にはプロジェクトBが行なわれます。

11月3日(土)10:00~16:00
11月4日(日)10:00~15:00

場所は仙台市・卸町の10BOX(BOX1)

「音具をつくる、音を感じる、音で対話する」というタイトル。
まず簡単な音具を作ります。それらを使って、音や無音でコミュニケーションしてみようというわけです。即興的に音楽を演奏するということもやります。でも、楽譜も楽器も使いません。

ゲストとして、コントラバス奏者で即興音楽の名手である溝入敬三さんをお招きして、演奏を聴かせてもらったりもします。
講師は、溝入さんの他、身体表現の里見まり子先生、陶芸の浅野治志先生と私です。

参加はもちろん無料。

もう日は迫っていますが、まだ定員に余裕があります。興味のある方はぜひご参加ください。 わからないことは、どうぞご連絡ください。

40,000ヒット

ふと気がついたら、カウンターが40,000ヒットを突破していました。どうやら、今日の昼間に大台に乗ったようです。

過去に一度、ここのURLの引越しをしたのですが、その時すでに10,000ヒットを超えていましたから、設置から累計すると、50,000以上になると思います。

こんなに更新を怠けているつまらないブログなのに、多くの方に来ていただいてありがたいことです。今後ともよろしくお願いいたします。

父の様子を聞くために母に電話したら、ひと言目が「勝ったねぇ!」でした。

おめでとう!中日ドラゴンズ。53年ぶりの日本一!

つまり、私の歳と同じだけ、日本一になれなかったというわけですね。当時母は、私を産むために実家にいて、その近くで優勝パレードを見たそうです。集まっている人も少なく、さびしいパレードだったとか。今年はそんなことはないでしょう。中村紀のシリーズMVPは良かったなぁ。

日本ハム・ファイターズも、東京ドーム時代に時々観に行っていたし、ダルビッシュは仙台出身だから、対戦相手としては、個人的には興味深かったです。去年のリベンジ、しちゃいましたね。

父は、あいかわらずのおとぼけぶりのようですが、肺の中がずいぶんきれいになってきましたと、先生に言われたそうです。このまましばらく落ち着いてくれることを祈るばかりです。

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