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2008年10月17日 (金)

仙台フィル10月定期

仙台フィル第232回定期演奏会を聴く。指揮はマルティン・トゥルノフスキー。

プログラムは、19世紀から20世紀の初めまでに書かれた交響曲を3曲。シューベルト:交響曲ロ短調「未完成」、マーラー:交響曲第5番第4楽章「アダージェット」、そしてブラームス:交響曲第4番。

この3曲で、終演時間が20時40分という驚異的な早さ。つまり、どの曲もテンポが速かったわけだ。

「未完成」の第1楽章には、「アレグロ・モデラート」と記されている。あの楽章は「アレグロ」という印象ではないのだけれど。

それを、文字通り「アレグロ」のテンポでやる。「アンダンテ・コン・モート」の第2楽章も、「アンダンテ」の中の最も速い目盛りでやる。そんなふうにすると、20時40分終演が可能というわけだ。

詳しいレヴューは、新聞に書くので省略。でも、新聞には書けなかったことをメモしておこう。

そんなわけで、快速「未完成」だったわけだが、そうして聴くと、構造的な仕組みがよくわかるような気がする。単に抒情的に流れる音楽ではなく、ソナタ形式に沿った構築的な楽章だということである。

第2楽章が終わったとき、「あぁ・・・続きが聴きたいなぁ・・・」と思った。「未完成」は欠陥ではない、優れた「完成した」芸術作品であるということは承知しながらも、やはりこれは、後半が永遠に欠如した4楽章の交響曲なのだという思いがした。この曲を聴いてそんなふうに感じたのは初めてだ。演奏がもたらした感覚なのだろう。そう思えたことが面白かった。

トゥルノフスキー氏は1928年生まれ。かくしゃくとしておられて、失礼ながら80歳とは思われない。耽美的になることなく、テンポも含め禁欲的と言いたくなるようなその解釈は、ジョージ・セルの薫陶を受けたという経歴にも関係があるかも知れない。

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