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2010年3月31日 (水)

ひとりオペラ「にごりえ」

四谷区民ホールで、ひとりオペラ「にごりえ」の初演。

この日が無事迎えられたのは、ほとんど奇跡としか思えない。依頼主であり演者である竹田恵子さんのパワーのおかげである。
モノオペラというものは、だいたい1時間程度の長さが適当だろうに、この作品は前半45分、後半60分を要する。それも、無理やりカットしてやっとこれだけの時間に収まったのだ。何とか時間の取れた日は朝から晩まで作曲したし、竹田さんも、少しずつ出てくる楽譜を受け取りながら、朝から深夜まで練習したそうだ。そもそも作曲が遅れた原因はいろいろあるけれど、愚痴のようになるから書くのはやめておく。

山田百子さんのヴァイオリン1台だけが寄り添う。恵川智美さんの演出と成瀬一裕さんの照明によって、舞台に幻想の街が浮かびあがった。

終わってみれば、まだ直したい整理したいという部分はたくさんあるし、これから考えていくことになるだろうけれど(それは、竹田さんも山田さんも恵川さんも同じだろう)、とりあえずやるべきことはやったという感じはある。

名づけるとすれば、「ヴァイオリンを伴う語り歌」を書いたつもりだが、竹田さんは歌役者だから、いわゆる「浄瑠璃」語りにはならない。かといって西洋風のオペラとも違う。フシのついた朗読?何であっても構わない。上演形態だっていろいろ可能だろう。樋口一葉の難しいけれど美しい言葉、24歳でこの世を去らなねばならなかった女性が身を切るような思いで書きとめた人間模様がお客様に届いたか、そのとき私の書いたフシが、物語が訴えることについて何か少しでも発言できたかどうかだけが問題で、そのかたちが何と呼ばれようと、何でもなかろうと、私は構わない。

Photo_3

四谷区民ホール前。信州に所縁のある桜との由。今年見た最初の満開の桜。

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