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2010年4月 1日 (木)

「花いちもんめ」

女優の加藤忍さんが、ひとり芝居「花いちもんめ」(宮本研・作)に挑戦するというので観に行く。会場である新宿のSPACE雑遊は、何だか懐かしい雰囲気の極小劇場。

忍さんとお仕事をご一緒にしたのはいつだったかなと思って調べてみると、何と2001年!それ以来、公演があるたびにご案内を頂くのだが、なかなか伺えないうちにもう9年も経ってしまったのだ。

ひとりオペラ作品を初演したばかりなので、そういう意味でも興味深く観せていただく。役者さんにとってひとり芝居は、とても重要な勉強の場だろう。しかしキツイな。いや、忍さんのパフォーマンスからキツイ感じを受けたわけではない。ひとり芝居という場の厳しさ、中国残留孤児を扱った作品の重さが、崖の上に立つような孤独感、ざらざらしたものでひっかかれたような痛みをもたらすのだろう。感銘深い舞台だった。

新宿3丁目はものすごく久しぶりだったので、終演後少しだけウロウロする。
懐かしいラーメン屋さんや何度か行ったことのある飲み屋さんがまだあったり、そういえばここでは武満さんともご一緒したんだっけ。松村禎三先生や武満さん、作家の中井英夫さん、ピアノ調律師の原田力男さんなんかが根城にしていたバーはこのあたりだったか・・・。あのころの大人たちは、私のような幼い若者を、よくもまぁ真面目に相手してくださったものだ。恥多きわが20代前半を思い返すも、映画が奥深いアートであると教わった新宿文化やその地下の蠍座は跡形もなく、新宿で思い出す方々の多くは、すでに鬼籍に入られた。

忍さんの美しい舞台を観たあとだのに、ぼやけた懐旧にふけることしきりである。

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